就職活動の面接でよく知られるメラビアンの法則について
皆様、メラビアンの法則ってご存知ですか?
私は新卒の就活時のどこかのセミナーで聞いた覚えがある程度でしたが、在職時の転職活動時にメールで送られてきた【面接のポイント】にのっていました。
このメラビアンの法則、簡単に言うと「人は話す内容よりも目や耳からえた情報に重きを置いている」ということです。
メラビアンの法則…面接ではあんまり意識する余裕なかったな……
そこで、メラビアンの法則について調べてみることにしました。どの程度信憑性があるかも気になるところですしね!
【contents】
メラビアンの法則とは何か
まずメラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したもの。
とある実験によって人々がいかに話し方や表情などの情報に影響されているかを証明したものです。
実験内容はシンプルなもので、下記のとおりです。
まずはじめに、「好意」「嫌悪」「中立」をイメージする言葉を設定し、それぞれのイメージで録音します。(例えば「好意」をイメージする言葉は、恋人を呼ぶ「honey」のような言葉です。)
次に、「好意」「嫌悪」「中立」を表す表情の顔写真を用意し、矛盾した組み合わせで被験者に見てもらうことにします。
最終的に、被験者が「好意」「嫌悪」「中立」どの感情を受け取ったのかを質問。その結果を分析する
※「nomad journal」 https://nomad-journal.jp/archives/5629
この実験により、被験者は言語情報7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%とわかりました。
※この実験では、例えば好意的なことを口では言っているのに、表情は「嫌悪」的だったり、否定的なことを言っているのに表情は「好意」的だったり、矛盾しているときにどう受け止めるかをみています。
つまり、人は人が思っている以上に、見た目や話し方によりその人の考えを判断しているということになります。
人は見かけだけによらない、大事なのはバランス
ただ、だからといって見た目だけを変えてもあまり意味がありません。
大事なのは、面接時にいかに内容、話し方、見た目、表情すべてに気をつかえるかということになります。
そんなことばかりいってるから、就活ファッションなんてできるんだよ…誰だよ女は髪結べって言ったの。時代遅れだよ……
※髪を縛るって、恐ろしく似合わない女にはブスになるので最悪です……本当に誰が考えたんだ……
……では、今までのを踏まえた面接のポイントをご紹介します。
- 声のボリュームを自分が適切だと思う大きさよりも1.5倍で話す※面接官よりは大きく
- 表情はなるべく真剣に(冗談を言った時は笑ってOK)
- 目線は面接官と合わせる(鼻の頭を見続けましょう。目線は下げず、複数いれば全員に目線を配り、特にキーマンをみる(一番上長の人)
- 身だしなみを整える(第一ボタンを閉める、髪は乱れないようにする)
じつはこれ、転職エージェントから見聞きしたことなんですけど……
私は考えるときについ下を向いちゃうので、目をそらさないが一番厳しいですね。
それなりに回答内容を考えておかないと焦るので、話す内容を大前提として考えておくことが大事です。
それを考えるのも、履歴書書くのも結構大変なので、在職中に転職活動できる人たち、めちゃくちゃ凄いですね。
ただ無職になってから活動をすると不利と言われて結構凹むので、キャリアを積みたい方は在職中に行きたい企業を受けることをお勧めします。
私は、在職中に専門学校に行きたいと思っていたので、転職活動に身が入らずそのままでしたが……過去のことですが、その話も記事にしたいとは思ってます
私が無職のまま二か月過ごしたことは、どう考えてもマイナスだったわけですが、後悔はしないと決めています。
取り返しのつかない失敗をしたわけではない、今からでもキャリアを築こうと思えば築ける、ただ自分がキャリアウーマンになりたいわけでもないことは知ってます(笑)
働かないと食べていけない。遊びに行けない。恥ずかしい。
働くにはそれなりの理由があると思いますが、働きすぎて鬱になる人があまりにも多くありませんか?
私は、それなりの企業に就職してそれなりに趣味を充実させたい、そんなダメ人間には難しいかもしれないささやかな夢をかなえるべく、転職活動をしています(笑)
メラビアンの法則から面接で重要なこと
声の大きさ、目線、見た目、表情、話し方……
面接では、聴覚、視覚的情報で相手に与える印象をなるべくよくすることが重要と考えられます。
面接は掛け算。どんなに素晴らしいことを言っていたとしても、表情が暗かったり、逆に態度が偉そうだったり、相手に不快感を与えるようなものはマイナスになります。
私は面接が苦手ですし明るく話すこともできないですが、なるべく自然に話せるよう心掛けてはいました。
在職時の転職活動は、正直面接がおっくうで仕方がなかったですが、今後は行きたい企業だけ応募して、面接に受かったら全力で臨みます。
では、お読みいただいてありがとうございました。